天然温泉のお湯を市民の皆さんの元へ

 京都にも源泉があります。京都の駅前の京湯元ハトヤ瑞鳳閣様に湧き上がっております。数十年前、京都に乱立する色々なホテルや旅館が「京都にも源泉があるかも知れない」と温泉を掘り始めました。でも簡単に出るはずがありません。皆が諦めて次々と掘削を撤退していくなか、ハトヤさんだけは諦めずに掘り続けました。そしてドリルが地下910mに達した時、ついに京都に源泉を掘り当てました。

 今回、ハトヤ瑞鳳閣様の源泉運搬タンクローリー車のラッピング施工を燦京堂が請け負いました。ハトヤ様が自家源泉をタンクローリーで運んで、宿泊施設や介護施設等に、天然温泉を楽しんで頂こうと源泉を供給していく事業です。又、ハトヤ瑞鳳閣ガレージ内に温泉スタンドを設置して一般の方へも源泉販売を展開されます。

 源泉温度は60℃の為、タンクローリー車に貼るシールは通常のマテリアルでは溶けてしまうので、3M社の耐熱シールを提案致しました(80℃まで耐熱)。今後京都市内に写真のタンクローリーが走っているのを見かけると思います。